こんにちはこんばんは、男子って一度は武器をもって戦うことにあこがれを持ちますよね、
greenteaです。
今回は僕のイチオシ漫画「キングダム」に登場する秦国の魅力あふれる将軍たちを10人、紹介していきたいと思います!ネタバレを含みますのでご了承ください<m(__)m>
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Contents
王騎(おうき)
「天下の大将軍ですよ」
「ともに中華を目指しましょう」
かつての六代将軍の一人でもあり中華の誰もが大将軍と認める王騎(おうき)。秦国の大将軍と言ったらまず何といってもこの人でしょう。彼の軍、王騎軍は王騎が自ら先頭を走るときに鬼人と化し、とてつもない攻撃力を誇るとともに、守備の形態に入ると幾重にも重ねられた罠で鉄壁を誇ります。
そして誰もが憧れる大将軍であるとともに信が目指す天下の大将軍でもあります。
最初の登場は政と信の敵として昌文君に立ちはだかっていたと思われましたが、結果的に味方であり、最初の魏との戦でも将軍たりうる力を見せます。
そんな王騎ですがかつての秦国にあった制度、六代将軍の一人でした。その恐るべき武力は王騎の名を聞くだけで他の国も震え上がるほどのものでした。その時の秦王から王騎は自分が使えるに値すると判断できる王が誕生したら伝える伝言を預かっていました。趙国との戦の前にその伝言を伝え、ともに中華を目指すと政に伝える王騎の姿はとても感動的でした(;_;)/~~~
そんな王騎ですがその趙国との戦いでさらなる強敵、李牧(りぼく)に敗れてしまいます。その敗れてなお堂々たる姿に誰もが涙することでしょう。
騰(とう)
「中華を股にかけた大将軍王騎を傍らで支え続けた自負がある」
「私は元から強い」
先ほど紹介した王騎の軍の副将であり、王騎の死後そのままその軍を引き継ぎ秦国の大将軍となった騰(とう)。彼の騎馬隊はかつての王騎軍のなかでも最強を謳い、そして騰自身も持ち前の剣術でとんでもない強さを誇ります。王騎が敗れた戦での殿(しんがり)や合従軍に攻められたときの楚国の臨武君(りんぶくん)との一騎打ちでも騰の強さがうかがえます。さらにまだ強さの底は見えていません。
そんな騰ですが性格は独特でまじめな顔でめちゃくちゃふざけたことを言うのでシュールな笑いがあります。特に自軍の第一将録嗚未(ろくおみ)へのいじりはめっちゃ面白いです(笑)
その反面、戦になるととても頼もしい一面が見え、「私には中華を股にかけた大将軍王騎を傍らで支え続けた自負がある」などという超かっこいいセリフも発しています。
そして最新刊では秦の復活した制度六代将軍の一人となります。
今後騰がどのような進化を遂げていくのか、六代将軍として何を成すのか、また騰の強さの底が見える戦はいつあるのかなど楽しみなことが山積みです。
藨公(ひょうこう)
「火を絶やすでないぞぉ」
藨公(ひょうこう)は本能型の極みにいる武将です。本能型とは戦の盤面を本能で感じ取って細かい作戦を立てて戦を進める知略型とは対極にいる武将のことです。藨公は戦を一つの大炎とみなし、炎を感じ取って戦を有利に進めていきます。
さらに彼は武力も申し分なく、王騎と同様の武力を持つほどです。王騎軍と同じように彼が先頭に立って突撃するとき、藨公軍は鬼人と化し、ものすごい突破力を見せます。
しかし藨公も王騎と同じように合従軍に対抗しているとき李牧の進行を防ぐため龐煖(ほうけん)と戦い、そこで敗れてしまいます。彼の最後も涙なくしては見られないものでした(;_;)/~~~
本能型の極みとも言える藨公が戦場で活躍している姿を見たかったとともに、彼の思いを受け継いだ同じく本能型の武将である信(しん)が藨公を越える本能型になるのが持ちどおしいですね。
蒙武(もうぶ)
「中華最強はこの俺だ」
「この蒙武の倅だ、その程度では死にはせぬ!」
秦国の中でも頭抜けた圧倒的武力を持っている蒙武(もうぶ)。その武力は練られた策を力だけで突破して破壊してしまうほどです。趙国との馬陽の戦ではまさにそれが体現されています。さらに合従軍との戦でも楚軍の総大将汗明を討つほどです。
その強さの中には単純な武力だけではなく想いの強さがプラスされることでその想いが蒙武の後ろ盾となり凄まじい精神力を発揮します。
もとは強さだけで中華一の武将になろうとしていた蒙武ですが、王騎の死による経験から精神的に一皮むけ、より強くなっていき、秦国の復活した制度六代将軍の一席を手にします。
そんな蒙武は秦国の若き武将、信と同世代の蒙恬の父であり大将軍蒙驁の息子です。固そうな性格と顔をしている蒙武ですが実は父を敬い、息子のこともしっかりと想っています。
今後の蒙武の成長、六代将軍としての戦果など気になることがたくさんです。
桓騎(かんき)
「俺のやることは全部完全勝利の結果につながってる」
「全部上手くいく」
桓騎(かんき)は秦国将軍の中で唯一元野盗の将軍です。勝つためには何でもするという戦い方で民間人に手を出すことは日常茶飯事です。その軍も野盗が主であり各野盗集団をまとめ上げています。
しかしその戦術眼は間違いなく一級品であり味方でさえも予想できない方法で勝利を手にします。その目には男でさえも目を奪われるような色気と何にも感情を動かされないような渇きがあります。どうやら桓騎の奥底にある感情はすべてに対する怒りであり、それが何故なのかどういう理由からなのかは生い立ちもなにも不明なことから明らかになっていません。
その圧倒的な戦術眼から桓騎も秦国の復活した制度六代将軍の一席を手にします。野党であるが故戦争の自由という権利を手に入れ暴走しないかが心配であり今後どのようになっていくのか楽しみな存在です。
王翦(おうせん)
「私は絶対に勝つ戦以外興味はない」
「私と一緒に来い」
王翦(おうせん)はおそらく現時点で秦国最強の武将なのではないでしょうか。趙国の鄴攻めを行った際、誰もがそう思ったのではないのでしょうか。
王翦は自分が王になりたいという野望を持つ癖の強いアクのある武将ですが、それを差し引いても戦においてはとても優秀な将軍です。絶対に勝つ戦しか興味がなく、逆に言えば戦を始めてしまえば勝利への道が見えています。
先ほども言いましたが趙国の鄴攻めは圧巻そのものでした。あの李牧をも欺く予想だにしない一手で鄴を攻略してしまいました。そしてその軍略の才だけで秦国の復活した制度六代将軍の一席をつかむことになりました。
王翦の武力のほどはまだ全くわかっていません。そうです、軍略の才だけで秦国の最強と思われる力を示しているということはそれだけ天才的な頭脳を持っているとともにもし武力が備わっていたのなら恐ろしいですね。
王翦はあの秦国の若き武将で信の同期、王賁の父です。しかし他人行儀なとこがあり、この二人の関係も今後気になる展開となっていきます。
楊端和(ようたんわ)
「黙って貴様らは敗者として史に名を刻め」
「血祭りだ」
楊端和(ようたんわ)は山の民ながらも秦国の武将です。山の民というのは山界にいる民族であり秦王と同盟を結び秦国とともに戦うことになったため、楊端和は秦国の将軍と認められ、さらには秦国の復活した制度六代将軍の一人となります。もちろん楊端和の軍ももちろん山の民であり、数々の山の民族を束ねて軍を構成しています。山の民の力は一人一人が普通ではない力を持っていて軍となった彼らはとんでもない力を見せつけます。
それを束ねる楊端和は山界の王と恐れられ、すべての山の民族を束ねるに至るほどの力をもちます。その武力と美貌により山民族から慕われ、完全に山の民を従えています。
楊端和の武力のほどは趙国の城、鄴を攻めるときに感じることができます。自分をおとりにしてまでもボロボロになりながら戦う姿は苛烈と言うほかありません。
この山民族の力は秦国にとってとても大きいものであり、これからこの力が秦国にどう活きていくのかもきになりますね。
李信(りしん)
「天下の大将軍になる男だ!」
「力を貸せ!飛信隊!」
まだ漫画を読んでいない人は誰?となるかもしれませんが、将軍となる際、信は李という姓をもらって李信(りしん)となります。
言わずもがなキングダムの主人公であり下僕から始まった信はついに将軍となりました。信の隊は五千人将となった羌瘣と合わせて一万五千人と飛信隊と言いながらももはや軍と呼べるほどの規模です。飛信隊の強みとして彼らは歩兵から始まっているため歩兵が強く、白兵戦がとても強いです。
王騎将軍の矛を授かり、今や使いこなしている信は隊員からの信頼も厚く、飛信隊は良くも悪くも信を中心に支えられている隊となっています。その飛信隊の覚醒シーンは自然と目から涙が出てきます。伍から始まった信が語るからこそ心に来るものがあったのでしょう。
信は大将軍になれるのか、さらに一つ空いた六代将軍の席を掴むことができるのか。羌瘣との進展などなど…どうなることやらですね。
王賁(おうほん)
「友よ、力を貸してくれ」
「助けに行かねば…父を…」
王賁(おうほん)は信と同世代の将軍であり玉鳳(ぎょくほう)隊の隊長です。秦国でも屈指の槍使いであり、その腕前はもはや中華で5指に入ると言っても過言ではありません。王賁も信、蒙恬と同じで趙国の鄴攻めで将軍へと昇格します。
王賁の隊は騎馬で構成されており、一人一人の武の力は相当なものです。王賁自身も先ほど述べたように槍の達人であり、中華で五指に入る紫伯を打ち取っていることから王賁の槍は中華の五指に届いたことでしょう。さらに王賁は戦術眼も蒙恬にも引けを取らないものを持っており、頭も相当切れます。そんな玉鳳隊の鄴攻めのときの飛信隊と同時の覚醒シーンは心に来るものがあります。プライドの高そうな王賁の口から「友よ、力を貸してくれ」という言葉は予想外のものでした。
最新刊で明かされたことですが王賁には子供ができました。しかし、その子供にまだ会うことなく戦場の死地に立つことになります。生きて子供に会うことはできるのか、そして将軍となった王賁の活躍はどうなるのか。
蒙恬(もうてん)
「天下の大将軍を目指すものさ」
蒙恬(もうてん)も王賁と同じく信と同世代の将軍で楽華隊の隊長です。信と王賁と同じく趙国の鄴攻めの功績によって将軍に昇格しました。
蒙恬は軍師としての才能がすごく、戦の最中に軍を多彩に動かし、勝利への道筋を作ります。鄴攻めの勝利は左翼に配置された楽華隊が蒙恬によっていい仕事をした結果と言ってもいいほどです。すでに大将軍級の軍略の才を芽生えさせています。
そんな蒙恬は派手な武力はないものの細かくて正確な剣捌きで相手の急所を的確にとらえるのが得意です。軍略だけでなく武の才能もそれなりにあるのです。
軍略の才がある蒙恬が将軍になったことで軍の規模が拡大したためもちろんたてれる作戦の幅が広がります。これから蒙恬の軍略の才がさらに開花していくのがとても楽しみです。
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